◆リラ物語17(聖愛とミッション1・シングルでいること)◆

 

リラはパートナーとのエネルギーを作り出せる優れた力を持っています。

難しいことなど省いて、とにかく「愛し合う」ことで作り出すとてもポジティブなエネルギーを地球に還元する能力を持っています。

 

愛こそリラといっても良いはずもいい筈。

 

ところが、そんなリラの魂意を強く持っているにも関わらず、今はパートナーを持たず一人で過ごしている人が思いの外いる様なのです。

 

リラの方の一つの特徴として、例えば合コンやお見合いなどの声がかかっても、どうしてもそうした誘いに積極的になれず、また自分から積極的な行動を起こすこともあまりない、そうした面があります。

むしろ一人でいることの方がよほど気が楽で、安心できるため異性を必要と思う気があまり湧きません。

 

また過去にパートナーを求めた事もあるが、その相手とのすれ違いに傷付き、疲れてしまいそれ以降なかなか異性との関係が築けず一人でいることに甘んじているという方もいるでしょう。

 

女性の方で、リラのエネルギーを持つ方たちは男性の粗野で荒削りで、暴力的な部分にどうしても馴染めず、時には相手が大きな声で人を威嚇したり怒りを表す所にも不安や恐怖を感じたりするため近づくことを躊躇ってしまうこともあるかもしれません。

 

また男性でリラ人のエネルギーを持っている方は、同じように暴力的なこと、腕力で物事を解決しようとする事が苦手で、また異性の狡猾さに敏感で自分から近付かない人もいるでしょう。

 

いわゆる草食系と言われる男性や、女性に対して今一つ積極的になれない男性方の中にもリラを故郷とする男性もいるのです。

 

でも今、リラを故郷にもつ方の解放(覚醒)は、まさにこの地球に多大な影響を与え、そして押さえつけられてきた地球自身の解放に寄与する事にあります。

なぜならリラはこの「地球という生体」そのものを管轄している管理者だからです。

 

リラの人がこの人生で使命があるとすれば、この地球(地質を含めた)に自分たちの持つ(創り出せる)ポジティブなエネルギーを自らの生体を発生器、増幅器として作り出す事が一つの大きな使命でもあるのです。

 

そしてこのエネルギーを作り出すものこそ男女相互のエネルギーシェアにより作られる純粋な意識的、精神的、そして性愛的な「愛」がその方法なのです。

 

リラたちは過去の長きにわたる時間、何度もの転生の間危険なエネルギー攻撃から身を守る最大の方法として自分を隠し、人に知られない様人前に出る事を自重し、押さえつけて来ました。

 

しかし、今その危険は急激に減少してきていますので、ようやく自分の使命に向かう時になりました。

 

また、余の長きにわたり自分を押さえつけてきた「思い癖、トラウマ」があるために、自分はどこか人より劣っている、自分はどうせ幸せにはなれない、自分とつきあう相手を傷つけてしまうかもしれないとさえ思い込み、自分の真の力である「女性として生まれてきた真の意味」から目をそらし続けてきた方がリラを故郷つする人の中に少なからずおられるようです。

 

性欲は女性と男性の差がとても大きく、その起点となるものが大きく違っています。

 

男性=肉体的で胆略的、物理的性欲が主体となるため、相手への蹂躙や暴力的衝動を伴うこともある。しかし男性であっても若干の女性性を持っていますのでそれが愛する相手との関係の中では精神状態に左右されることも少なくはないでしょう。

 

女性=重要なのは「心」や「状況」であり、始まりはとても緩慢で、徐々に精神的な至福感が伴ったとき初めて性欲に繋がって行きます。逆に女性に中にも男性性は存在していますので衝動的(肉体的)な性欲も生まれることはありますが、男性のそれに比べれば稀な欲求です。

 

そのため恋愛に関してはそれほどには心を動かされないリラの女性たちですが、一旦女性として目覚めた時その開放が始まって行きます。

 

本来リラの人々は故郷を無くし、彷徨える民となった時から人一倍愛を知っています、愛ということに決して無関心なわけではありません。

むしろ愛を求めることも女性性の一つの重要な役割と言っても過言ではないかもしれません。

 

しかしリラの人たちの願う愛とは、暖かい家庭で家族と温もりの中で過ごすことだけではなく、なぜ自分が女性として生まれてきたのかを身をもって表現することでもあるのでしょう。

そしてリラの解放に寄与するのがシリウスを故郷とする魂で、彼らに委ねられています。

遠い遠い、はるかに遠い昔、リラとシリウスはいわばお互いを補完しあう重要なパートナー同士でした。

そしてそれぞれが地球に向かうと決めた時、シリウスの庇護下に入ることをリラは願い、そうしてきました。

 

しかしシリウス人たちが物理的にこの地球上で盾となってリラを庇護することはできません、できないのではなくしてはならなかったからです。

なぜなら、この地球にやってくる時、すべての責任は自らが負うという天の摂理に従ったからです。

 

戦うことを知らないリラたちは、身を守る方法として「身を隠す」方法をとり、シリウスたちはそうしたリラたちを遠くから静かに見守ってきました。

 

そしてようやく今、リラとシリウスの「再会」が始まったのです。

リラとシリウスとの愛を持った繋がり、これは一つのミッションともなって行きます。

 

しかし、この再会、結びつきは、それを願わない側にとっては極めて不都合なことです。

そのため今まではあらゆるエネルギー干渉を仕掛けて、その再会を阻止してきました。

しかし今その力も急速に弱まってきています。

 

それと同時に、暗い湿った日陰に身を隠していたリラが、ようやく光の下に立つ時となったのです。